世界幸福度ランキング 日本は56位
世界幸福度報告という国連が毎年出している世界的な調査があります。
フィンランドが4年連続1位で上位にはヨーロッパの国々が続きます。
日本は今年は56位、これでも昨年から少し順位を上げています。
この調査の判定の基準は以下の6つの要素から算出されているそうです。
①1人当たりのGDP
②社会的支援(困ったときに頼れる人はいますか?)の問い対する回答
③健康寿命(世界保健機構の100の指標によるもの)
④人生の選択の自由度
⑤寛容さ、気前の良さ(過去1か月間にチャリティーなど慈善事業に寄付をしましたか?)の問いに対する回答
⑥腐敗の認識(不満、悲しみ、怒りの少なさ、社会、政治に腐敗が蔓延していないかなど)
日本は毎回特に ⑤の寛容さ、気前の良さの指数が極端に低く
④の人生の選択の自由度に関しても控えめな回答が目立つそうで低いランキングに甘んじています。
寛容さが低いと言う結果は日本全体のSDGsの取り組みが今一つ『自分事』になっていかないことにも
繋がっているようにも感じます。
寛容性を高めるのに何よりも大切なことは自分自身の幸福度(余裕度)を上げることだそうで、
幸福度を上げるのには科学的に根拠がある方法があるようです。
①スキンシップ 家族や恋人、ペットなど大切に思える方と・・・。
②心温まる画像 視覚による認識は幸福の記憶の継続性が高いそうです。映画、ドラマ、動物の映像など
③一日一善をたんたんと行うよりも時々でいいので何善かまとめてやってみる
たしかに良いことも、逆に悪いことも続くと記憶への定着性が上がるのわかる気がしますね。
『今日は良いこといっぱいしたなぁ』って感じると結局自分が一番幸せホルモン
(学術的にはオキシトシン)に守られて人に対して寛容な気持ちなれるそうです。
幸福度報告もSDGsの達成度ランクも自分の気持ちが幸せに感じることを続けて、
気が付いたら日本の達成度も上がっていたっていうのが理想ですよね。