コットンがおすすめ
国産のカットソー専門のKauriではコットン製品のご依頼が80%以上になります。
アパレル業界全体ではポリエステルが53%次いで2番目が綿で24%だそうです。
この比率から見るとKauriにご依頼をいただくお客様はかなり綿が好きということになります。
もちろん私たちも綿が一番おススメです。
コットンの原料になる綿花はアオイ科の植物の種子に密生する細かな綿状の繊維が元になります。
コットンは肌触りの柔らかさや吸放湿性という天然の機能を持ちます。
まさに夏涼しく、冬あたたかくです。
綿花は繊維の長さで国際的に5段階に分類されます。
①20.6mm未満の短繊維綿
②20.6mmから25.4mmの中繊維綿
③26.2mmから27.8mm中長繊維綿
④28.6mmから34.1mm長繊維綿
⑤34.9mm以上の超長繊維綿
の5段階になります
⑤超長繊維綿はカシミヤと同等の太さで風合いも引けを取りません。
一般的に繊維長が長い綿で作られた生地の方が発色も良く洗濯などによる退色や風合いの
劣化も遅くなるとされています。
良い生地の製品に出会えればサスティナブルですね。
生産国はインドと中国が同率の1.2位という感じでシェアはともに22%くらいになります。
次いで、アメリカ、ブラジル、パキスタンという感じです。
最近話題のサスティナブルコットンでは
1位ブラジル 290万トン
2位インド 122万トン
3位中国 92万トンと順位が変わります。
コットンはもちろん天然なのでゴミになってしまっても土に還るので自然界に悪い影響を残しません。
オーガニックコットンを含むサスティナブルコットンならば
作る過程でも水や化学肥料の削減、児童労働や強制労働の撲滅などに配慮されているので
ダブルでサスティナブルになります。
生地の混率やインフォメーションカードなどに注目する習慣をつけてみてください。
コットンのサスティナブルにも配慮されている商品を気にされる方が増えるとうれしいですね。