『おせっかい』で地球を守る
■ KauriはおせっかいなOEM
Kauriは『おせっかい』な企業でありたいと考えています.
おせっかいって少し押しつけがましく悪く受け取られがちな言葉を敢えてつかわせていただくのは
お客様にメリットが有ると思う事は積極的に探して発信させていただくという
強い思いを込めたいからです。
OEMは受け身勝ちになりやすい業種ではありますが、お客様からのご依頼を
全部『自分事』として考えるという覚悟でもあります。
★できる限りリスクを回避して安価になるための縫製仕様の変更のご提案
★同じ量の生地から少しでも効率良く着数が取れるパターンのご提案
★実際に裁断をして必要な量を確認してから無駄を出さないように付属を手配する など
とにかく『もったいない』と『リスクになること』を見つけて回避することが
お客様のため = 自分たちのためと信じて
『おせっかい』な提案を見逃さないように探し続けてきました。
■ SDGsへの思い
今までも取り組んできた『リスクになること』と『もったいない』を
減らすことがみんなのためという思いが
SDGsの取り組みを強化する動機につながっています。
『家族や大切な人と美しい海や森に遊びに行ける、そんな楽しい未来を私たちは守っていきたい』
というKauriのSDGsへの理念をかかげて
アパレル業が地球にかけているリスクを詳しく知ることから始めています。
地球へのリスク減らすこと = アパレルを守ること と思っています。
■ 地球は誰のもの
地球には現在76億人が暮らしています。
まさに【みんなの地球】です。
SDGsも2021年になり、残り10年を切ったこともあって
達成に向けて各メディアで頻繁に取り上げられるようになっています。
SDGsという言葉や世界のつらい現実はニュース画像などで確実に認知が上がっていますが、
なんとなく日本では気持が進んでいないような気がします。
この【みんなの】がよくないのかも知れません。
みんなのなんだから誰かが 政府が、大企業が、科学者が
温室効果ガスを除去してくれたり、画期的な政策で食糧問題や水の問題も解決してくれると
思ったりしているような・・。
子供たちが学校にも行けずに就労している現実を知っても、そこの国の人が考えることと
思っている気もします。
私たちが扱ている服がその現状を生み出しているのに・・・。
これが【私の地球】って考えたらちょっと違いませんか?
自分家の庭にゴミはドンドン捨てないですし、
ご近所にゴミがまき散らされていたら片付けようとしたり、
ゴミを出している人を探して抗議したり、真剣に対策を自分事として考えますよね。
地元の川や海にレジ袋や着なくなった服をポイポイ捨てている人を見たら怒りますよね。
食糧や衣料品の大量廃棄問題も
もともと日本には作りすぎたり、いただきすぎたりしたら足りない方におすそわけしたり
子供の服が小さくなったら「良かったらどうぞ」ってすこしおせっかいな文化がありしました。
【私の地球】って思えばもう少し積極的にSDGsにも係われそうじゃないですか。
■『おせっかい』はSDGsへのキーワード
「自分のやることなんてどうせなんの役にも立たない」
「自分一人でできることなんてたかがしれている」
こんな消極的な無関心は地球の未来のために『もったいないです』
①先ずは自分のまわりの無駄を少しでも減らす。水、電気、紙、なんでもちょっとでも
②できるだけ長く使う、最後まできっちり使い切る
③正しいルールで捨てる。分別を理解する、きちんときれいに洗って乾かしてから捨てる
これもおせっかいですけどゴミもキレイに捨てないと分別にならないんです。
まずはこんなことから。
整理をしたり、考え直したり、知識を増やしたり
我慢ばかりでは無く、得をする工夫を探がすつもりで取り組めば出来るはず。
そして良い方法を見つけたらちょっと『おせっかい』でもまわりにシェアしましょう。
ちょっとでも積極的に参加する人が増えることと工夫が積み重なることが
なによりもサスティナブルな未来つながると信じています。
■ 私たちが出来ること
環境に配慮した素材や製品情報の提案。さらに最新情報の収集
耐久性を上げて長く使える生地や縫製のご提案とさらなる開発
服作りにかかわる生産背景の可視化と素材の組成の詳しいご説明
『地球のリスク』と『もったいない』を削減できる情報をシェアしていきます。
さらに新しい工夫がないか地球のために『おせっかい』が出来ることがないかを探し続けます。
みなさんもサスティナブルな工夫をご存じなら教えてください。
小さな気付きもみんなでシェアすれば大きなちからになりそうです。