【アースオーバーシュート・デイ】地球の自然予算を使い果たす日が7月中に..
今現在の世界中の人々の暮らしかたで地球にかけている負荷を
【エコロジカルフットプリント】と言います。(先日のNEWSにも書かせていただきました)
反対にそれを地球が受け止めて再生してくれる量を
【バイオキャパシティ】と言います。
森の木々や海のサンゴ礁などがCO2などを吸収して浄化してくれる能力のことです。
近年どんどんエコロジカルフットプリントの方が多くなってしまっています。
【エコロジカルフットプリント】÷ 【バイオキャパシティ】 = 1.75…. と言う計算で
地球が1.75個分必要という表現になります。
その地球の浄化能力を私たちがかける負荷が計算上超えてしまう日を
オーバーシュート・デイと呼んでいて今年は7月20日くらいになるそうです。
(昨年はコロナの経済活動の縮小のおかげで8月20日になりましたが近年早まり続けています)
ということはもう今月末からは地球に借金をしながら生活をしていくイメージ・・・。
たった50年前の1970には12月29日でした。
もちろん、人類の長い歴史の上でのことなので1年単位で気にしてまた来年という話ではないと思いますが
ちょうど今日から7月なので
『私の地球』のことをもっと考える月にしませんか。
(因みに日本だけでみると今年は5月6日にすでにオーバーシュート・デイを迎えています。)