一年に一度、全く出番が無いことも・・七夕に思うこと
今日は七夕、一年に一度の日ですが全国的にあいにくの雨模様で残念です。
一年に一度でちょっとショックな数字を見つけました。
ファストファッションの台頭でこの15年間ほどで家庭の服の保有数は2倍に増えたそうですが
各家庭で直近の一年で一度も着ない服がおよそ70%以上という調査結果が出ていました。
確かに我が家もこれくらいかもしれません(反省・・)
中にはバーゲンでせっかく購入したのに一度も出番がないままタンスで眠ってしまうケースも結構あるそうで、
バーゲンで衝動買いした服は平均3回しか着られていないという調査結果も出ていました。
CPW(Cost per wear ) という計算があります。服の本当の値段的な感じです。
服の購入価格 ÷ 着た回数 = 服の本当の値段 っていう公式です。
安く買ったものがお得では無く、たくさん着たものが結局一番お得で
何よりもサスティナブルな商品ということになります。
コロナ禍で【2マイルウェアー】や【~でも使える】【~と~を両立】と言う
二度美味しい的な商品が共感を呼んでいます。
普段にもキャンプでも使えるとか着心地ときっちり感を両立などまさにたくさん着てもらえる
キーワードですね。
デザイン、素材の良さや、パターンでの機能性、縫製の耐久性など総合的な研鑽が求められる商品です。
アパレル関係では、そろそろ来年のSSの商品企画に入られる時期かと思います。
素材の特性とデザインとのマッチングをじっくり試される時間を共有させていただければうれしく思います。
一度きりでなく頻繁に・・、
着心地が良くて頻繁にそのうえ長く着ていただける服作りこそカットソーの最高なテーマなので。