コロナとSDGs
緊急事態宣言が解除された週末Kauriが有る大阪の中心地梅田駅周辺のファッションビルや大型
商業施設では確実に人が増えたように感じました。
飲食店にも行列が出来ていて活気が戻って良かったなと思う反面、
何か不安感と後ろめたさみたいなものも感じてしまい、withコロナの日常は
どういう気持ちで暮らすことになるのだろうと考えながら帰ってきました。
日本では一旦コロナの新規感染者は減少傾向が続いていますが、世界的には特に貧困地域では
いまだ増加傾向が続いています。
先進諸国では50%以上のワクチン接種率が報告されている一方でまだ2%しか進んでいない
国も有って同じ地球人でも78億人にはものすごく差があることを実感します。
SDGsの17の項目の中でコロナの影響で進捗状況が後退している項目が多いことが
発表されていて更なる警鐘がならされています。
一例では
①貧困をなくそう
この10年間減っていた極度な貧困者がコロナで増加傾向に転じてしまい、
2020に1億2000万人 2021には1億5000万人増えるとみられています。
②飢餓をゼロに
コロナ禍で栄養不足に陥った人が7000万人~1億1000万人増えて8億人以上に。
④質の高い教育をみんなに
この20年間で学校に行けるようになった子供は確実に増えていて55%を超える程度まで
改善が進んでいたのですがコロナ禍で50%を切る状況に一気に後戻する見通しに。
⑧働きがいも経済成長も
世界で2億5000万人以上がコロナによる経済活動の縮小で雇用を失っています。
など将来が心配になる内容が国連SDGsサイトに掲載されています。
オーガニックコットンの使用は上記の項目への貢献が考えられます。
全体の数字を目にすると小さなことな気がしてしまいますが、
SDGsの貢献とWithコロナの対策が自分達の将来の心配ごとを軽減することにつながると
思って出来る事から始めませんか。