テンセルリヨセルはサスティナブル環境負荷が最も低い素材と言われています。
テンセルとリヨセルはどちらもユーカリを原料とした再生繊維です。
(原料メーカー様の名称の違いで同じものと考えてください。)
原料が自然由来なので土に埋めると生分解して自然環境に循環します。
ユーカリは成長が早く、同じ量の綿布を作るのに比べて10分の1の耕地面積しか必要がありません。
成長過程でも二酸化炭素を吸収して酸素を排出してくれるのでカーボンニュートラルです。
水の使用量も通常のコットンの14分の1程度です。
木材パルプを溶かす工程でも使用される溶剤は自然界や人体に無害なうえ、
99%を超える回収率で再利用されるので有害な排水がほぼ出ません。
テンセル、リヨセル100%の素材や
綿だけでは出せない光沢感や落ち感、軽さなどを表現するために綿(綿は当然生分解)と混紡した糸
でいろんな種類の生地が生地メーカーから出てきています。
ポリエステルなどの生分解性のない素材からの置き換えを是非ご検討ください。