2021のアースオーバーシュートデイは7月29日
先日も取り上げさせていただいたアースオーバーシュートデイが今年は今日7/29になりました。
アースオーバーシュートデイは地球上の自然が再生してくれる資源を
人類が使い果たしてしまう日でこれからの約半年は私たちが地球環境に負荷を借金していることになります。
コロナ禍で人の移動が減り航空機の運航が33%削減されていたり、
SDGsの取組みも広がっているので少しは良い方向に向かっているのではと感じていたのですが、
残念ながら2019年の7/26に次ぐ過去ワースト2位になる早い到達日になってしまいました。
経済活動の縮小や人流の抑制、SDGsの取組みの甲斐なく
今年もカーボンフットプリント(人間が出す環境負荷)は6.6%も増加してしまっていて、
逆に世界の森林のバイオキャパシティ(CO2の排出を浄化してくれる量)が0.5%も減ってしまっているそうです。
主にアマゾンの森林破壊が顕著でこの地域だけで110万ヘクタールの森(東京ドーム24万個分)が
1年間で消失してしまったそうです。
CO2排出の増加が海水を徐々に酸性化させることでサンゴ礁が死んでしまい海が助けてくれる
バイオキャパシティも減少し続けています。
このままで子供や更にその子供たちの暮らす時代に私たちが楽しく過ごさせてもらっている
海や森は渡せるのでしょうか?
小さなことですが
使捨てプラスチックを出来る限りもらわない工夫をする。
公共交通機関を使う、歩く、自転車を使う
食料品、ファッションを出来るだけ国産更に踏み込んで地産地消を探してみる。
一度購入した服はトコトン着る、少しくらいのほつれや汚れならリペアーする。
肉の消費量を減らす。
などなど、小さなことと思わずに少しづつでも減らせることを見つけて
『地球1個で暮らせるようになりたい』って思う日にしませんか。