エコでフレンドリーな衣料品を買う決め手は「国内生産」
欧米(特にフランス)では国内生産回帰の機運が高まっているそうです。
背景には物流コストの上昇とサプライチェーンの混乱と言った日本にも共通する環境の変化も有るようですが、
それ以上に、SDGsによるエシカルな消費志向が後押しになっているそうです。
エコでエシカルな衣料品を購入する決め手になる一番大事な要素はと言う問いに
「国内生産」が断トツの1位で フランスでは33% アメリカでは42.6% になっています。
「オーガニックやリサイクル素材を使う」はフランスで24.4 アメリカで23.4%で
2位だそうです。
フランスの消費者の間では長く着られるものへのニーズが高まっていて、
自国製の品質の高さや安心感に注目する人が増えているのと、コロナ禍で
トレーサビリティの追い風が有ると分析されているようです。
こうした欧米のファッション業界のトレンドは必ず日本に近々やってきます。
日本でも最近国内に発注が戻っているという話が一部話題に上がりますが、
これは海外のロックダウンや人件費の高騰、強烈な円安などのコスト面からの問題を
解消するための一過性なものな様な気がします。
フランスなどに習って日本でもエコでエシカルな観点からの供給と消費が増えて継続的に
「国内生産回帰論」が増えて行くとうれしいですね。
Kauriでは国内で生産することに自信が持てる体制の維持と
協力工場様とのコミュニケーション、
日々の技術的な研鑽と細やかな配慮を怠らないようにしていきます。
国内回帰に長期的なスパンでご興味が有る方はお声がけいただければ幸いです。