目標12 つくる責任 つかう責任
SDGsの取り組みが進んでいるので児童労働の問題も少しづつでも解消に向かっていると
思っていたのですが…。
最近発表された2020年時点での数字では4年前の2016年の調査より840万人も増加していて、
世界中の子供(5歳から17歳)のおよそ10人に1人が労働に従事している計算になるとの数字を
見つけて驚きました。
それもコロナの影響が出る前までの集計で、コロナの影響を受けだした2020の集計をすると
さらに800万人から900万人増加していると予測されるそうです。
特に農業産地(コットン栽培も)と服、生活用品など昔からある工業製品を扱う地域に多い傾向があります。
一方で、
日本国内のアパレルの今年6月までの売り上げは13%~15%ダウンと厳しい状況がつづいているのですが、
国内に輸入されてきた服は枚数ベースでは1%程度しか減っていないとの試算も出ていました。
コロナ需要でお出かけやビジネス用途の高単価の物が減ってデイリーやワンマイルなどの単価が安いものが
増えたのが要因であれば致し方無い部分ではありますが、工場や生地などの生産現場に日本のコロナ対策の
しわ寄せによる負担が増えないことを願います。
SDGS目標12 つくる責任 つかう責任 に対して出来ること
自分たちの販売する服がどこのどのような工場で、そこに従事する人たちに(児童労働がないのは大前提)
どのように思っていただいて作られているのかを
まずはきちんと知っておくこと必要だと思います。