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Organic SDGs

オーガニックコットン

オーガニックコットンを使うことで改善出来ることはたくさんあります。

代表的なことで

●地球温暖化にかかわる温室効果ガスの排出量が46%削減できる。

●生産者が綿を収穫して種をとって、次のまた綿花を育てる自然なサイクルで自立が可能になっていく

 現在通常の綿花の90%程度が遺伝子組み換えの種を使って栽培されています。 

 遺伝子組み換えの種を使うことは周辺の自然環境を悪化させる原因にもなります。

 遺伝子組み換え農法では自然に種を取るサイクルが崩れてしまうので、

 収穫してはまた改めて種を買っての繰り返しになってしまいます。

 アクシデントで収穫が減ると種を買うお金がその分借金になってしまいます。

●危険な農薬を使わない

 綿を大量に早く収穫しようとすると綿花を強制的に早く枯らす必要が出てきます。

 この為に使われる薬剤が非常に危険でこれに汚染された土壌からくみ出す水を使う地域では

 多くの人が危険な水しか飲めないことでいのちを落としています。

●水の使用料が91%削減できる。

 Tシャツ1枚作るのに 通常の綿では2700L→ オーガニックコットンでは243Lに削減

 水の使用は純粋に綿花の育成の為に必要な量は全体の10%くらいで

 残りの大半は農薬の散布や、それが付着した綿から薬品を洗い流したり、土地の洗浄を

 する為に使われるので薬品が混ざった危険な汚水になってしまいます。

上記でご報告したこともまだ一部です。

オーガニックな農法に変わることで改善されることは他にもまだたくさんあります。

ただ自然な農法と自然な種を使うことは、やはり自然の影響を受けやすく収穫量が安定しません。

農薬を使わない管理は安全になるとは言え作業は各段に増えます。

生産者にとってはメリットばかりとは言えません。

そのことを理解したうえで、サスティナブルな未来の為に私たちも多少負担が有っても

オーガニックコットンと生産してくれる地域の人たちを応援していく思いが問われていると感じます。